いろんな問題を持ってこられた方の、変化のご様子です。
その中でもご本人に了承を得たものの事例です、ご覧ください。
事例1≪嫉妬心からやりたいことを避けていた≫
30代女性の方の事例です。
ずっと前からお姉さんの性格が嫌でした。
ネガティブで、愚痴が多く、他人の不幸話で安心しているというところがあり、
それが良くないと思う所があり、自分がなんとかしてあげなきゃ!
という思いですごく構って気にかけていました。
お姉さんのために
「自分が何とかしないとこのままでは、お姉さんは不幸なまま。」
と思っていて、だけど構ってばかりいると
「自分が本当にやりたいことができない」という思いもありました。
例えばお姉さんの子供のことで家にしょっちゅう行ったり電話をかけたり・・・
物理的にも精神的にもかなりの負担になっていました。
「自分が何とかしないとこのままでは、お姉さんは不幸なまま・・・」
いつもそのことが頭のどこかにあって、お姉さんを何かにつけて構っている自分がいました。
それが足かせになっていて、自分のやりたいことができない!
という思いでセッションを受けました。
そしてセッションをしていくうちにこんなことに気づくように。
昔からお姉さんは頭がよくて美人でモデルのように
スタイルも良くて、周りから羨望を浴びていて・・・。
対して、私は子供の頃から、比較され、容姿にコンプレックスを
抱いていてよくからかわれたり、笑われたりしてきたという
辛い思いをしてきたいうことが思い出されました。
そんなことから無意識的に自分は醜い(本人の思い込み)ので
お姉さんより、目立ってはいけない、お姉さんより美人になってはいけない
綺麗になってやりたいことをしてはいけないと思うようになっていました。
羨ましい気持ちと同時に嫉妬でもあります。
その嫉妬心から、お姉さんの不幸探しを始めていたということがわかりました。
そして自分もまた不幸話に安心しているところがありました。
お姉さんの幸せを願うよりは、潜在意識下ではどこかで
不幸せな部分や性格の良くないと思うところを探して、
お姉さんを何とかしなきゃと常に気にかけていました。
また、潜在意識では自分は醜いので
やりたいことをしないで済むようにしてきたということ。
長い間、嫉妬していたので、きれいになってやりたいことをしたいのだけど、
お姉さんにしていたように自分がきれいになると今度はまた逆に嫉妬される怖さ、
誰かに足をひっぱれる怖さがありました。
いろいろなことに気づいた私は
「きれいになって私のやりたいことに情熱をかける!」
という目標をキネシオロジーとEFTで整えました。
◆美紗葵よりひとこと
嫉妬も身体に聴いてみて数値化すると軽いものから、強いものまでありますが、
なかなかそういうことを観ようとすると無意識的に考えないようにしていることがほとんどです。
彼女は自分もまた、お姉さんと同じように、不幸話で安心するということ、
長い間、嫉妬していただけなんだということに気づいて、 キネシオロジーとEFTで整え、
現在は今まで気になっていたことから解放され、前向きに進んでいらっしゃいます。
お姉さんからのコンタクトもほぼなくなったということです。
※キネシオロジーでは感情を数値化して身体に聴くことが出来ます。
ただし数値は本人の主観の数値であり、他人の数値と比較できるものではありません。
嫉妬の具合が8でセッション後は3まで落ちたなどそういった感じです。
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事例2 ≪会社で自分ばかりが叱られる≫
30代女性の方の事例です。
現在の会社に入って1年目、先輩から何かと注意や叱られる事が多くて
「もう、懲り懲り・・嫌!」 な状態でした。
他の人は叱られないのに、自分ばかりが叱られるし怒鳴られる・・・
もうほんとにしんどい・・ということでお悩みでした。
いろいろお話を聞いていくと、
Aさんの中では会社に入って能力を伸ばしたい!という意識が強いようでした。
そこでキネシオロジーで身体の声を聞いてみました。
すると・・・
「早くいい仕事をしたい、そのためには叱られて鍛えられないと!!!」
「叱られないと伸びない、怒鳴られないと成長しない・・」
そういった思いが身体にMAXで出てきました!
ご本人も???どうして???といった顔をされています。
顕在意識では、「もう、叱られる、怒鳴られるのは懲り懲りだ!」
潜在意識では、「叱られたい!」
という思いがあるようです。
そこから、セッションで、行きついた目標は
「優しくされて、褒められても、私は能力を伸ばします」
という目標でキネシオロジーで潜在意識にアクセスし、調整しました。
セッションの1週間後くらいに彼女から頂いたメッセージががこちらです。
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あのセッションを受けて帰りの電車の中、先輩からLINEがあったんです。
その文面がなんだか優しかったんです・・・
そして時間が経ち、一週間後本社の方に行ったら先輩からの言葉のひとつひとつが
めちゃくちゃ優しいんです。どうしてこんなに違うんだろうというくらいに。
もう本当にビックリです!
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◆美紗葵よりひとこと
身体に本音を聞いてみると今とはまったく真逆の行動をしていることがあります。
キネシオロジーのテクニックで無意識で思っていることをあぶり出し調整することによって
こういった現象が起こって来ることがあります。
これは先輩が変わったのではなく私が変わったから起こった現象なのです。
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事例3 ≪父親からの妬みで前に進めなかった≫
30代半ばの男性Yさんの事例です。
初めて来られたときは、ネガティブな思いをリリースしてほしいということでした。
病気で入退院を繰り返しているお父さんの介護をしながら仕事に行き、
帰ると自身の体調管理のための食事作りと犬の散歩。
3年前に唯一安心できる存在のお母さんを亡くされ、
もし父もいなくなったらという不安とこれからどうやって生きていけばいいのかという不安が
あるという悩みでした。
中学生の頃から、何をしても楽しめない、人が喜び、人を優先させることばかり考えて、
自分を喜ばそうとするとそんな価値のある人間ではない・・・
こういうふうに思うようになったのは父のせい、
父が悪い、何かをしようとすると常に妬んで自分に横槍を入れてくる父。
3回のセッション後、目標を設定してみました。
最初は自分には何もできるはずがないと思い込みがあり、半信半疑な様子でした。
3ヶ月もすると自分から目標を持って「この目標で整えてください」と言われるようになり
ある時自分の人生を本気で生きたいんです。
人の望む人生ではなく自分の人生を生きたい!
と強く言われたのが印象的です。
それからもいろんな目標を持って来られました。
そしてセッションを始めてからは1年半後にはハーフマラソンにエントリーされ、
仕事の休み時間には10数キロ走っていますとのことでした。
ちょうど1年半前、最初にセッションに来られたときには明日生きるのがしんどいと
言っていた方が1年半でこんなにチャレンジする方に。
さらに三カ月後には100キロマラソン、耐久マラソンにも挑戦するということでした。
そして、さらに半年後のセッションの時に、
中学生までの楽しかったこと、性格も明るく大胆で活発だったということ、
それがどうして変わってしまったのか???その変化の12才のことに焦点をあて、
セラピーをしたところ何かに気づかれたようでとてもショックを受けて帰っていかれました。
いつもは1~2週間に一度来られていたのが、そのときは3日後に来られました。
「どうされました?」
と伺ったところ、「もしかして頭がおかしくなったかもしれません、
僕の頭がおかしくなったと思って聞いてください」とのこと・・
3日前のセッションの次の日の夜、仕事を終えようと片付けていたところ、
突然目の前に12歳の自分が現れ
「そんなところで何をしているんや、もっとおまえにはすることがあるやろ、
いつまでもどぶに浸かっててどうするんや」
そして現在の自分が答えました。
「今までの20数年間、どれだけ辛かったかおまえにわかるわけないやろ」
など、12歳の自分と現在の自分との対話が数分間あったようです。
目に見えるものしか信じられないYさんにとってはほんとに吃驚されたんだと思います。
これが潜在意識なのでしょうか・・・
数ヶ月後、マラソンの日が近づいて来た時、何かをしようとすると必ず邪魔が入るという思い込みがあり、
とても心配されていましたが初のフルマラソンを完走されました!
4時間を切るようにとの周りのプレッシャーもあったようですが、完走すればいいという思いの中、
12キロあたりで強烈な足の痛みが・・・このまま完走できるのかと思ったようですが、
「あと30キロ走ればゴールはある!今までの人生のほうが辛かったやん、これからの人生のほうが長いやん!」
そう思うと元気が出た。
そして沿道で応援してくれる人たち、いろんなものをくれる人たち、ハイタッチをしてくれる人たち、に元気をもらいました、と。
そして、何よりこんな苦しいことにもに耐えられる忍耐をくれたのは父だったっていうこと、
それから少しずつ父を許せるようになったこと、走ることで大きな自信がついたということです。
3年に渡るセッションの中でいろいろな自分の思いに気づき、キネシオロジーやEFTで整えることにより
今ではたくさんのことを前向きに考えれるようになり、走ることも、生活の一部となっているようです。
※セッション事例は、セラピストが解決するより もご自身が内側から解決していくものであり、
あくまでその人個人的な感想、変化であり回数、自分への取り組みなどで、人により変化はかなり異なります。
すべての人にあてはまるものではございません。